過去の展覧会 2010.5〜 Past Exhibitions
最近の企画展から順番に表示しています。

ART KYOTO 2012 出展
京都国際会館アネックスホール/ブースNo.4
2012年4月27日・28日・29日
X
各々に異種の生命の原初的形態を想わせるような造形表現を創る国内外新旧の3名の女性作家で構成。
玉本奈々の布のオブジェを用いたレリーフ状絵画、ジーン・マンの転写技法による蛇腹絵本、
そしてチェコ・アール・ブリュットの巨匠アンナ・ゼマーンコヴァーの作品を出品。
X

《無垢者の芸術》
ハンス・クルージー日本初個展
2012218日(土)〜325日(日) 1PM~7PM 月のみ休
X

Hans Krusi (1920〜1995)


20世紀後半のスイス最大のアール・ブリュット作家の本邦初紹介。路上花売りからスイス東部の名物画家に出世し、アール・ブリュットの著名作家になった異色の経歴。無垢者ゆえに完全なる自由を獲得した驚愕の創造性を展観。60点以上展示。個展・頒布の大変希少な機会でありファン、コレクター必見!

文化の影響をほとんど受けない無垢者の芸術、いわば子供の絵のような創作が、郷土文化を代表するイコンとして受容されている点でも、ハンス・クルージーはアール・ブリュットを超えた特異な存在である。8頁カラー記念パンフレットを会場にて無料配布。評伝と発見者インタビューなど収載。


※ 会場にてドキュメンタリーフィルム随時上映。(ドイツ語)

← 初の貴重な日本語刊行物です。


<<記念イベント/終了いたしました>>
いしいしんじの『その場小説
ハンス・クルージーの世界の傍で』
2月25日 午後3時開演(終演5時過ぎ)
<要予約>定員あり/申込み先着順 参加費500円

ハンス・クルージーの絵と音の世界に小説家いしいしんじが遊ぶ!
当日は即興小説『花』が書き下ろされ、つづいてクルージーの録音した超レアなLP音源を聴きつつ、
飛び入りゲストの朝吹真理子との対談が行われました。

Contemplating Life, Nana Tamamoto Works 2010/2011
玉本奈々新作展《生への思念》
X
20111119日(土)〜1211日(日) 1PM~7PM 月のみ休
X
 神秘的な光沢と深度を醸し出すレリーフ状の絵画は、布や羊毛、ガーゼ、びっしりと縫い込まれたミシン糸などの繊維素材を併せて用いたアッサンブラージュ。毒々しい色彩と細胞増殖を思わせる触覚的造形に「生」を見つめる作家の思念が直情的に表されている。
 一年前にギャルリー宮脇で開催した《異貌の現代美術展〜ファンタスマゴリア》にも参加した気鋭にして異色の作家の京都初個展。

X
 1976年生まれ。VOCA展「現代美術の展望」(上野の森美術館/2004)、富山現代作家シリーズ「時の中で」(富山県立近代美術館/2007)出品、また「玉本奈々の世界展」を国の有形文化財富山豪農の館(2004)や世界遺産五箇山相倉合掌造り(2007)で開催しインスタレーション作品なども発表している。
X
                  「風体」(2011年制作)ミクストメディア 91×73cm →

※ 6頁全カラー21図版掲載の記念パンフレット『螺旋階段』第90号を刊行致しました。→表紙を見る
2大特別寄稿/小吹隆文「自分に忠実に生きる人」、エドワード・M・ゴメズ「玉本奈々〜命の力をとらえる」

玉本奈々展に寄せて/スペシャル対談 【終了致しました】
「生を思念するアート」坂上義太郎 × 小吹隆文
X
坂上義太郎/1946年生まれ、1987年伊丹市立美術館創設学芸員、2006年同館館長、現在神戸市灘区のBBプラザ美術館顧問。
小吹隆文/1964年生まれ、美術ライター、情報誌のアート担当を経て2005年よりフリーランス、新聞、雑誌、ウェブに執筆。
関西アートシーンに精通し、玉本奈々の創作にも長らく注目してきたお二人による自由対談です。

11月19日 午後4時半開演 参加費500円<要予約>定員50名/申し込み先着順

お申し込みはギャルリー宮脇まで、氏名/電話番号/参加人数をお知らせ下さい。
TEL 075-231-2321 FAX-2322 info@galerie-miyawaki.com
画廊がイベント会場になります。


尚、当日午後6時からはささやかなレセプションパーティを催します。

☆ 小説家いしいしんじLmaga.jp今秋の展覧会ベスト予測 選定企画!

Gene Mann
ジーン・マン新作展
夜明けに吹く風
X
2011年10月15日(土)〜11月6日(日)
 1PM~7PM 月のみ休
但し10月15日と28日は6PM迄(予約制イベント開催)
※ 初日の前夜10月14日夕刻6時〜作者来日レセプション
X
彼女の創造的霊感はいつも薄明の刻にやってくる。無作為なリズムを打ちながら素手でキャンバスを塗り込める。衝動的で感情的で意表を突く表現性。線は猛烈に波打ち絵肌はレリーフ状に起伏する。やがてそこに魔法のように、ザワザワと蠢く群像が立ち現れる。LP盤ペインティングや蛇腹ブック絵本など様々な形態の作品も出品。日本/京都に於ける3年振り4度目の新作展。
  ↑ 30x30cmの小タブロー45点による壁面展示が出現予定(立っているのは作者)
X
  作者は今春、ピカソやエルンストの扱いで知られるジュネーブの名門画商ギャルリィ・クルジエで個展を開催、
  アート・バーゼルにも出品し、セルフトート・アーティスト=アウトサイダー・アートの流れから
  現代絵画の超新星として注目を集めた。 既存のホームページへ

X
NEW!<2011特集ページ開設>
X

スペシャルイベント 終了いたしました

いしいしんじ 朝吹真理子
10月15日 午後7時開演/スペシャル対談
いしいしんじ× 朝吹真理子
「朝の息吹をかわしあう」
気鋭の小説家いしいしんじと今春の芥川賞受賞作家・朝吹
真理子が聴衆をジーン・マンの作品世界へと誘います。

参加費1,000円<要予約>定員50名/申し込み先着順

10月28日 午後7時開演/小説創作ライブ
いしいしんじその場小説
「ジーン・マンに捧げる」
いしいしんじがその場の空気や人々と呼応しながら即興的
に言葉を書き下ろし読み上げてゆく小説創作のライブ。

参加費500円<要予約>定員50名/申し込み先着順

※ 本展のパンフレット『螺旋階段』第89号にいしいしんじ氏から寄せられた特別寄稿の全文を<こちら>でお読みいただけます

当画廊監修企画
フランソワ・ビュルラン/深い闇の奥底
10月8日〜23日 at 游文舎ギャラリー, 新潟県柏崎市
X
ヨーロッパを代表するヴィジョナリー・アーティストの本邦初公開作品ばかりで構成。小規模ながら3×2m長の大作を中心に構成。別室にて「庭(Jardin)」シリーズ数点も併設致しました。
X
<案内チラシを見る>


Ignacio Carles-Tolra
イグナシオ・カルレス=トルラ
画業50周年/日本初個展
00
2011年9月10日(土)〜10月2日(日) 1PM~7PM 月のみ休

 子供のような心を持ち続け、自由な線と色彩で天真爛漫な絵を描くスペインの老画家(1928年生まれ)。しかしその絵の内容は毒とユーモアに満ちている。アール・ブリュットでもなければ知的で洗練された現代美術でもない著名アウトサイダー・アーティスト/ヌーヴ・アンヴァンシオンの代表的作家。40点以上展示。

巨匠ジャン・デュビュッフェが絶賛
イグナシオ・カルレス=トルラの芸術はラディカルで非常に純粋である。強烈に印象的な、ある種の激烈な衝動に満ちている。それはめったに出会うことのない、極めて高度の“精神の過熱”へと誘うかのような芸術である。 (J.デュビュッフェ 1981年)



※ 6頁カラーパンフレット『螺旋階段』第88号を刊行致しました。 →表紙画像 

解説「イグナシオ・カルレス=トルラとアール・ブリュットのアネックス・コレクション」掲載。

 絵画=内面の表皮
 西村一成個展 Issei Nishimura
X
  2011年6月23日(木)〜7月10日(日) 1PM~7PM 月のみ休

  ススムトコロニエガアッテ
  サガルトコロニモエガアッテ
  ドコヘニゲテモエニオワレ
  ボクハタブンエニクイツブサレルダロウ
  イタルトコロニエガアッテ
  ドコヘニゲテモツイテクル
 (西村一成 2011年5月6日の詩)


 1978年生まれの画家・西村一成(いっせい)の画廊初個展で約40点展覧。 少年期から美術と音楽の才に長けた作者は2000年頃よりで独学でデッサン
と油絵の創作に没頭。池田満寿夫記念芸術賞佳作、青木繁記念大賞展入選、
シェル美術賞入選(以上07年)、リキテックスビエンナーレ入選(08年)、
トーキョーワンダーウォール公募入選(09年)など現代絵画の新星として
注目を集めてきた。自己が日々刻々と見つめる自己の切迫した生の深淵を、
天性のアーティスティックなセンスでキャンバスに投影させる希有なセルフ
トート・アーティスト。


  ↑ 無題(2010年11月4日制作)110x61cm 厚紙, 綿布, アクリル, パステル, オイル

Blue Mud Bay
ヨルク・シュマイサー新作展
   2011年5月20日(金)〜6月12日(日) 1PM~7PM 月のみ休

 卓越した素描力と製版技術で世界的に知られる銅版画家ヨルク・シュマイサー(1942-ドイツ、現在オーストラリア在住)。プリンストン大学特別派遣研究員をはじめ、エルサレム、ベニス、中国杭州などの招待芸術家制度、中東、チベット奥地のラダック、アンコール遺跡、南極の学術プログラムなどに参加し、地球規模の旅行に取材した創作を展開してきた。昨年、オーストラリアのアボリジニと非アボリジニの精鋭芸術家たちが集い創作するプロジェクトに参加するため、豪北部、東アーネムランドのイルカラの地を訪れた。そこは豊かな自然と四万年に遡るアボリジニの文化的風土が息づく場所である。本展は主にその旅からの新作を発表。風景や物の緻細な写生と夢幻的な形象がコラージュのように融合する作品は、天地悠久の大自然の森羅万象を写すと同時に、作者自身の内なる心の旅の道程を表象している。約20点発表。既存の展示室へ

● 作家来日/初日夕刻6時よりレセプション


                     “Yilpara Shore” 銅版画+水彩/鉛筆 85.5x59cm 2011年 →


ヨルク・シュマイサー個展 2011【第二部】新作展と同時開催
ヨルク・シュマイサーの木版画
『古事記』『日本の伝説』より


 40年以上も前、日本の芸術とその精神性に深い関心を寄せ、京都市立芸術大学に留学したヨルク・シュマイサー。英訳版の「古事記」を読みながら銅版の上に本文の覚え書きや下絵を描く一方で、博物館でみた日本の考古発掘物をどんどんスケッチしていった。それは、「古事記」の成立以前また成立当時の日本人の造形世界を少しでも知るためであった。これらの要素をできるだけ取り入れるようにしたというシュマイサーの初期木版画を一堂に展観する貴重な機会。約20点出品予定。 第一回国際木版画会議参加(6月7日〜12日、京都/淡路)

←「オロチと対決するスサノオ」木版画 ed.50 33x24cm 1970年

※ 作家の池澤夏樹氏による特別寄稿を掲載した記念パンフレット『螺旋階段』第87号を刊行致しました。

当画廊協力企画
カタルーニャの夢
ジョアン・ミロ版画展
4月23日〜6月12日 at 相生森林美術館, 徳島県那賀郡
X
太陽、または星と女と鳥・・・ミロが歌う生命の讃歌。三部構成の展示のうちの一つ、
ミロ自身の詩とリトグラフによる版画集『黄金の羽を持つトカゲ』の展覧に協力しました。
X

<案内チラシを見る>


現代木版画の巨匠  黒崎彰『近江八景』完成記念展

 2011年4月9日(土)〜4月24日(日) 1PM~7PM 月のみ休

 黒崎彰(1937年〜京都市在住)は1960年代後半、現代作品に浮世絵版画の伝統を蘇らせ革新的な表現を拓いた。以後40年にわたり版画界を牽引し、今なお新しい表現に挑み続けている。このたび、自身の出自に縁があり、また広重、深水の系譜にあって木版画の重要な主題であるシリーズ「近江八景」を完成。木版画史に二十一世紀の新たな轍が刻まれる。

 作者のことば:近江の出自である両親の関係で、私は小学生と高校生の時期、都合5年を琵琶湖のそばで暮らしました。ほかをほとんど神戸、京都で過ごしたものの、出自や族縁を考えると近江は私の心のふるさとでもあります。名作も多いこの有名な画題に挑戦することを長年夢みてきましたが、決心がつかず時が流れました。崖の上から飛び込む気分で制作をはじめたものです。

←近江八景の内「三井晩鐘」

● 初日夕刻PM5時より作者を囲んでレセプションあり

◆記念講演◆黒崎彰・近江八景を語る 満員御礼/終了いたしました
日時:2011年4月17日(日)午後2時開演(1時間半ほど)
会場:ギャルリー宮脇 3F展示室
料金:無料/要予約(定員50名・申し込み先着順)


黒崎彰自身による特別寄稿を掲載したパンフレット『螺旋階段』第86号を刊行致しました。

日本を代表する素朴画家  塔本シスコ七回忌展

2011年2月18日(金)〜3月20日(日) 1PM~7PM 月のみ休

 塔本シスコは1913年熊本生まれ。貧しい思春期の農業労働、二十歳で結婚、三十歳で子供たちを授かり育て、四十代後半で夫を亡くし自らも体調を崩し、人生もようやく一段落した五十歳頃になって長く封印していた絵を描く喜びを取り戻した。それから2005年に亡くなるまでの四十年余り創作三昧の後半生を送った。日本では希少な質と量を伴った素朴絵画として評価の高い作品は世田谷美術館に収蔵。没後も「快走老人録」(06年近江八幡NO-MA)「ピクニックあるいは回遊」(08年熊本市現美)「マイ・アートフル・ライフ」(08-09年川口市立アートG/京都造形芸大Gオーブ)「三人のグランドマ展」(09年諏訪ハーモ美)などに出品し、今ますます注目が高まっている。油絵を中心に約50点展覧。

◆記念イベント◆ 満員御礼/終了いたしました
いしいしんじのその場小説・塔本シスコに捧げる

日時:2011年3月6日(日)午後3時開演
会場:ギャルリー宮脇 3F展示室
料金:500円/要予約(定員50名・先着順)
申し込み:ギャルリー宮脇まで
     info@galerie-miyawaki.com
     TEL 075-231-2321 FAX-2322
     〒604-0915 京都市中京区寺町通二条上ル

「その場小説」とは・・・小説家いしいしんじがマイクを左手、鉛筆を右手に原稿用紙に向かい、その場の空気や人々と呼応しながら即興的に言葉を書き下ろし読み上げてゆくという、前代未聞の小説創作のライブ。

いしいしんじ氏による特別寄稿『「ほんとうの時間」を生きる 』を掲載したパンフレット『螺旋階段』第85号を刊行致しました。

ファンタスマゴリア/異貌の現代美術展
特集ページ
2010年1119日(金)〜1219日(日) 1PM~7PM 月曜のみ休廊

<初日夕刻6pm〜ルジェナ以外の4作家を迎えてレセプションあり>

 アンティエ・グメルス     濱口直巳         山際マリ          ルジェナ       玉本奈々


Fantasmagorie (ファンタスマゴリア)= 次々と去来する幻影
創造行為によって自己の内面世界を流露させる5名の女性アーティストたち。
果たして彼女たちの<魔幻灯劇>が私たちの眼前に映し出すものは何か…。
シュルレアリスム、アール・ブリュットを得意とするギャルリー宮脇が、
アートのマージナルな領域に「自由をもとめる目」を探索する
新機軸の現代美術展。全40点以上出品。
ファンタスマゴリア

シリーズ化を予定している本展の第一回開催を記念し、
特集パンフレット『螺旋階段』第84号を刊行致しました。
フランス文学者でシュルレアリスム研究の第一人者・巖谷國士氏による
特別寄稿「アール・ブリュットをひらく ファンタスマゴリアのために」収載。
各作家作品図版4点とプロフィールを付した、A4判オールカラー6頁の特別版です。

ファンタスマゴリア特集ホームページで展覧会趣旨および出品作家を紹介しています。

刻線の魔術/色彩の交響 エクトール・ソニエ銅版画展
2010年10月23日(土)〜11月7日(日)  1PM~7PM 月曜休


鏡と音楽が、メタモルフォーゼの中で一つになる。
メタモルフォーゼの数だけ創意があり無数の変奏曲がある。
こうしてエクトール・ソニエの作品は構成され、展開し、
その一点一点が楽譜のように読まれるのだ。
                ロベール・マルトー(詩人)


パリの伝説的版画工房 S.W.ヘイターのアトリエ17を継ぐ
世界最高峰のビュラン作家による一版多色刷り銅版画展。
約50点展示。

<目隠しされたロレンツォ・ロットが語る12の作り話>
北川 健次 新作展
2010年9月23日(木祝)〜10月17日(日)
1PM~7PM 月曜休廊



永遠に修復されない不在を抱えこむこと。        
 ユートピアの物語が紡ぎ出されるためには、
                 欠落と匿名性が必要だ。

 四方田犬彦「北川健次のために」より

コラージュ、オブジェ、写真により異色美術家の多面性を展観。
その作品群の不可思議な魔力によって、
ギャルリー宮脇の空間が<幻影の住処>へと変容する。

オーストラリアの人気画家/大型画集『Argy-Bargy』出版記念特別企画展
ディーン・ボーエンの愉快な鳥たち
2010年6月25日(金)〜7月18日(日)
1PM~7PM 月曜のみ休廊

   左:「てんとう虫と千鳥」45x53cm 油彩 2010                      右:「休息するオウム」48x68cm 石版 2008       

ユーモアあふれる想像力で夢の世界を紡ぐ画家ディーン・ボーエン。愉快な動物たちや交通渋滞の都市風景など、ボーエンの描く作品には一貫して「いのちのある場所」というテーマが流れている。本展はボーエンの特徴的な主題である「鳥」の作品を集め、油絵、版画、水彩、モノタイプ合計40点以上とアニメーションの上映による展覧会。小さな翼をたずさえ丸々と太った鳥たちが、空に、闇に、ぽっかりとたたずむ不思議で面白いその姿は、まるでどこかの惑星か、宇宙全体のようなカタチだ・・・

既存のディーン・ボーエン展示室はこちらへ 作家プロフィールはこちらへ

←←←大型画集『Argy-Bargy』 絵画、版画、彫刻など200点収載 活動20年を総括
する本格的画集 32×31cm 230頁 ハードカバー 豪マクミラン社刊 英語版  ¥11,000- 当画廊で販売しております。送料無料(郵便払込にて後払い)

Ben Shahn, 24 Lithographs for                
    "For the Sake of a Single Verse..."           
     from The Notebooks of Malte Laurids Brigge

               リルケ『マルテの手記』出版百周年記念企画
ベン・シャーン版画展
2010年5月21日(金)〜6月13日(日)
1PM~7PM 月曜のみ休廊

詩はほんとうは経験なのだ. (リルケ『マルテの手記より』)

20世紀アメリカを代表する画家の一人、ベン・シャーンBen Shahn 1898年リトアニア生まれ〜1969年アメリカ没). 社会派リアリズムの画家として活躍し、人種的・思想的偏見によって不当に処刑されたサッコとヴァンゼッティのシーリズや、第五福竜丸の水爆実験被爆をテーマにしたシリーズなどで知られる. ベン・シャーンはこうした主題を社会的な理論であらわすのではなく、画家の内なる眼でとらえた主観的リアリズムによって描写した. 見えている事物を写すのではなく、「視る」ことによって対象を自己の内部に同化するような「まなざし」を探求したのだ。それはシャーンが若い頃に出会った一冊の小説、リルケの『マルテの手記』への深い共感によって生涯持ち続けた芸術観であった。七十歳でその生涯を閉じる前年、一生かかって集めた生の意味を24点の石版画に映し込めたのが本展で全作展示する名作版画集『マルテの手記<一行の詩のためには…>』(1968年作)である. 特集パンフレット『螺旋階段』第83号発行.(上画像:表紙 4頁 24モノクロ図版及び解説と引用詩全文掲載)