北川健次「イメージを皮膚化する試み」
完結版記念特集ホームページ
■ 展示室へはページの最後、パリのパサージュをお通り抜け下さい。



2004年9月18日(土)〜10月9日(土)
会期中水曜日のみ休廊


彗星のごとく回帰しては謎めいた痕跡を遺して去る…
多面的な創造哲学と独創的なひらめきの異色アーティスト/北川健次 (1952年生まれ)。
日本に於いて初めて写真製版の技法を銅版画に導入したという作者の創造力は
既にその24才の鮮烈なデビュー時に、駒井哲郎、棟方志功、池田満寿夫...
といった当時の美の先駆者たちを驚嘆させたという。

本展では「イメージを皮膚化する試み」として2001年から手掛けてきた
一連の銅版画集の第3弾にして完結版となる新作を発表する。

舞台は19世紀のパリの路地、ガラス屋根の下に広がり不可思議な空間を呈する「パサージュ」。
現在もパリに遺るその一つを散策した折に得た霊感をイメージの源に、
自身の作品の終の棲み家を見い出したという高ぶりの中で制作され、
版画とオブジェを往来する作者の表現活動の集大成となる。

魔性を帯びた北川作品のインスタレーションによって、
螺旋階段のあるギャルリー宮脇の特異な空間は、
画廊<ギャルリー>から、その語源となった妖かしの歩廊<ギャルリー>的空間へと変容する。

<<記憶の暗箱>>・・・謎解きの手掛かりはギャルリー宮脇にございます。是非ご来廊下さい。
案内状ご希望の方はEメールにて郵便住所をお知らせ下さい → gal-miya@muc.biglobe.ne.jp



パリのモロー美術館の螺旋階段を想わせるギャルリー宮脇の特異な空間は
本版画集の発表の場として理想的である。今回の展示によって画廊 (ギャルリー) が
その語源となった妖かしの歩廊 (ギャルリー) 的空間へと、ダンディズムを帯びた変貌を遂げるのか否か...
そしてそこに私の作品がどのような関わり方をしていくのか、実際にその現場に立ってみたい。
ギャルリー宮脇に於ける初めての発表は
作者である私自身に対しても興味ある試みを強いてくるのである。
北川 健次


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パリのパサージュ/Vero-Dodat(北川健次撮影)

 

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