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タイの新鋭現代版画家として1998年6月に当画廊で日本初個展を開催して以来国際的な活躍がめざましい ティナゴーン・ガーソンスワン。 当画廊では多数の作品を常設・在庫し、また豊富な資料も取り揃えております。 ![]()
ティナゴーンは、水彩による手彩色を施したエッチングの技法を用いて彼の夢を紡ぎ出す。
序 プラパン・スリースター (2002年7月執筆)その想像力は、身近にある題材、とりわけ故郷タイ東北部のルーイ県の光景をとらえている。 ルーイ県は「綿」の産地として有名であるが、それは本展を見れば明らかなように、 作者のインスピレーションの重要な源泉となっている。 また、そこは、冬霜が降りるほどの寒さになり、その冷気は、 作者の抑制された色使いによく表れている。 登場する人物像は、おおかたその地方に暮す貧しい農民たちであり、 自然の万物と渾然一体となって営む姿が描かれている。 そこには作者の一風変わったユーモアのセンスも表現されている。 ティナゴーンはその作品で版画表現の真骨頂を見せてくれる。 プラパン氏 (1931年生まれ) は国際的名声を得ているタイ美術界の重鎮。1960年代中頃に集中制作した素描や木版画は、タイにおける伝統的な田舎の生活様式を主題とした美術の代表作として知られている。
[略歴]
1969年タイ東北部ルーイ県生まれ。1982年以降国内外の児童美術コンクールなどで入選受賞を繰り返し、早くから才能を発揮する。高校卒業後バンコクのカレッジ・オブ・ファイン・アーツで学び、その後シラパコーン大学(バンコク)で版画を本格的に学び、同大学院修了。1992年以降は、タイ国内の有名コンクールで連続受賞して若手作家の中で頭角を現した。1994年以降現在まで、国際展での高位賞受賞が相次ぎ、高い注目を集めている。 [受賞歴] 1992年以降抜粋 1992年*第9回青年のための現代美術展・金賞 /1993年*第39回タイ全国展(版画部門)・金賞 /1993年*ファーマーズバンク現代美術展・1位(1994年、1998年も)/1994年*第6回東芝美術コンクール・大賞/1994年*第40回タイ全国展(版画部門)・銅賞(2000年第43回展も)/1994年 第5回大阪トリエンナーレ -版画-・銅賞 /1998年 第1回神奈川国際版画トリエンナーレ・特別賞/2000年*第46回タイ全国展(版画部門)・銅賞(2001年第47回展も連続受賞)/2001年 第2回神奈川国際版画トリエンナーレ・特別賞 連続受賞 /2004年 第13回ソウル・スペース版画ビエンナーレ・買い上げ賞 /2005年 第6回高知国際版画トリエンナーレ・佳作賞 /2006年 第12回台湾国際素描&版画ビエンナーレ・優秀賞 ほか、2005年兵庫国際絵画コンペティション入選 (8000点応募から100点選出)、『世界の版画・戦後50年展』(神奈川県芸術フェスティバル)、第5回和歌山版画ビエンナーレ、第6回アジア美術ビエンナーレ(バングラディッシュ)、AQUAアジア美術展(大阪りんくうタワー)などに出品 [日本における個展歴] すべて京都・ギャルリー宮脇 1998年6月 京都・ギャルリー宮脇で海外に於ける初の個展。以後1998年12月、1999年5月にそれまでの作品を順次紹介する連続企画を開催 /1999年11月 初の新作銅版画による個展/2001年5月 銅版画・リトグラフ・油絵・陶器による新作展/2002年10月「夢の農夫」をテーマにした銅版画新作展/2004年7月 ドローイング・オン・ペーパー新作展「タイの村の記憶」/2005年11月 新境地のカラーコラグラフ&木版を併用した版画新作「メモリー・オブ・カントリー」連作発表/2006年11月 未発表作によるドローイング・オン・ペーパー展 Part II 開催。 |