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京都 ギャルリー宮脇 インターネット・ホームページ・ギャラリー
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最終更新日 2016.06.29
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月刊MOE連載「いしいしんじのそのように見えた18」(2011年6月号/白泉社刊)でギャルリー宮脇が取り上げられました。記事を見る jpg画像/776kb

過去の企画展はこちら(2010年5月以降からアーカイブしています)
★ 2016年上半期のギャルリー宮脇企画展をニューヨーク拠点の美術批評家エドワード・ゴメズ氏が連続レビューしています。英文記事を見る

休廊日情報: 6月19日、20日、26日、27日。ART OSAKAのため6月30日〜7月4日連休。7月10日、11日。〔7月12日より次回企画展開催〕


ART OSAKA, 鴻池朋子, 黒須信雄, Philippe Saxer

7月2日 11:00-20:00、3日 11:00-19:00(入場は閉場1時間前迄)ホテルグランヴィア大阪26F(JR大阪駅直結)入場料¥1,500-

ギャルリー宮脇は、ART OSAKA 2016、6211号室に出展いたします。
【出品作家】 鴻池朋子黒須信雄フィリップ・ザクサー


文明と野性、虚と実、生と死・・・美術はそれら諸相の境界に生まれ落ちる。
在るものに似たものに変化しながら、在りもしないものをたっぷりと孕みながら、しかしたしかにここに在るものとして。


各作品画像をクリックすると別画面に拡大画像が表示されます。
鴻池朋子, Tomoko Konoike 鴻池朋子, Tomoko Konoike

鴻池朋子のオブジェ
「素焼粘土」(素焼き粘土に水彩、全長約10〜20cm)

鴻池朋子は、東日本大震災以来、「もはや同じものではいられない」とそれまでの制作を停止し、山村を歩き、中心から周縁に追いやられた物語を集め、積極的に美術の外へ外へと移動する旅をしてきたという。そして、昨秋の神奈川県民ホールギャラリーにおける大規模個展《根源的暴力》で、アートへの根本的な問いに挑んだ。創造の原点に回帰したかのような作品「素焼粘土」たちは、現代美術のトップランナーとして駆けてきた鴻池朋子自身の “炉心溶融” の産物にもみえる。その造形美は、生命の原初的な不完全さへと無意識的に接近し、壊れやすい生と死の境界上を漂っている。先の《根源的暴力》展を構成した作品から約50点を出品。 尚《根源的暴力 vol.2》が7月9日〜8月28日、群馬県立近代美術館で開催。



黒須信雄, Nobuo Kurosu

黒須信雄のペインティング
左より「伊都能賣No.8」41x27.5cm(2010)「夜良比No.16」33x24cm(2015)「天之底立No.17」41x27.5cm(2013)

黒須信雄は、画布を実と虚の閾となるゼロポイントとして設ける。虚の側に在る未出現のものは絵具に触れることによって痕跡を残す。
しかし、それは痕跡であって、未出現のものは相変わらず絵画の深奥へとその本質を隠しつづける。黒須信雄の描く行為とは、
存在の彼方の有りもしないものを意志し、あわいの感覚のなかで「何ものでもない」という未生の状態を表現
している。絵画の自律性、非物質性を具現する黒須信雄の関西初紹介。2014-15年美術館巡回した
「スサノヲの到来 いのち、いかり、いのり」展出品作を含む。



フィリップ・ザクサー, Philippe Saxer
フィリップ・ザクサー   
      のドローイング

「無題」(シート各21x15cm)

フィリップ・ザクサーは、きわめて繊細な絵画と素描作品を遺したスイスの画家。ガラス造形作家として若くして芸術の才能を開花させたが、やがてベルンのヴァルダウ精神病院で多数のドローイングを制作することとなった。作者の生来持つ強烈な創造力が、精神の分裂をきっかけに爆発的に流露したその作品は、痛ましくまた美しく、生の真なるリアリティを表している。2013年48歳で逝去。




秘密の創造、最後の断片・・・

桑原敏郎 最後の遺作
The Remaining Works of Toshiro Kuwabara 1953-2014

2016年 7月12日(火)〜 7月30日(土)
1PM~7PM 月のみ休廊 
桑原敏郎, Toshiro Kuwabara
桑原敏郎(1953〜2014年 茨城県)は、成人後の40年間を完全な孤独の中で過ごし、その間断続的に木炭や鉛筆で幻想的なドローイングを描いた。十代で澁澤龍彦の芸術思想、巖谷國士のシュルレアリスムに心酔し、二十歳の頃、弟・桑原弘明を連れて観に行った四谷シモンの人形展に大いに創造心を触発されたという。そんな兄の影響もあってか、弟もオブジェを造る作家になった。60歳のとき末期癌で死を目前に感じた敏郎は、はじめて自身の創作を弟に明かした。そして亡くなった年の暮れ、巖谷國士のテクストを得て、桑原敏郎の作品は奇跡的に世に紹介されることとなった。半裸の少女が登場する、秘密の物語に彩られた色鉛筆のミニアチュール作品群など、多点数が欧州の著名なコレクションに収蔵されたため、日本には今や希少な個人所蔵品が残るのみとなった。本展は、2015年春の当画廊における色鉛筆小品の展示につづき、残存する桑原敏郎の遺作を画廊で公開する最後の機会になるだろう。その謎に満ちた作品世界は、人がなぜ創造するのかという根源的な問いについても考えさせてくれる。(28点出品)桑原敏郎, Toshiro Kuwabara


  ★ 画集「もうひとりのイブ」
     文/巖谷國士・四谷シモン
         ¥1800(税・送料別)
              販売いたします。



ギャルリー宮脇 ★ 話題の刊行書
全国書店、ネットストアまたは当画廊通販でご注文いただけます。
※書店の方へ:ギャルリー宮脇刊行書は地方小出版流セ取次です。

ジェラール・サンドレイ, 率直な創造, クレアシオン・フランシュ, ギャルリー宮脇
率直な創造
     クレアシオン・フランシュ

ジェラール・サンドレイの初邦訳論集       
デュビュッフェのアール・ブリュットの本質を語る!
B6判 144頁 ハードカバー モノクロ60図版掲載 

神戸新聞書評記事を見る  日経新聞紹介記事を見る
美術評論家・勅使河原純氏HP書評を見る

ジャン・デュビュッフェ亡き後のアヴァンギャルドの最もマージナルな領域を
渉猟してきた著者は、現代芸術におけるデュビュッフェの数少ない精神的継承
者。書き下ろし「アール・ブリュットの歴史、歴史上のアール・ブリュット」
代表作「クレアシオン・フランシュ宣言」ほか本邦初訳の精選論集でアール・
ブリュットを超え現代美術に対峙する新しい時代の生(せい)の芸術を唱道す
る。革新政治家ノエル・マメール、美術史家ミシェル・テヴォーほかのテクス
トも収載。久保田亮訳、ギャルリー宮脇独自編集。
            

2013年10月 ギャルリー宮脇刊
本体定価2700円 ISBN 9784990243562


夢の実現するところ 郵便配達夫シュヴァルの理想宮に捧げる
夢の実現するところシュヴァルの理想宮に捧げるギャルリー宮脇
  神戸新聞書評を見る 京都新聞記事を見る

  自由なる創造こそが夢を実現する方法。
  郵便配達夫シュヴァルの理想宮・・・そこでは、
  ほんの少しの想像力があれば不可能なことはない。

  珠玉のアンソロジー!
  フランスの著名な独学者芸術の実践家・紹介者たちの
  テクストと、福永信戌井昭人山崎ナオコーラ
  鈴木創士湯浅学鬼海弘雄いしいしんじ
  らによる特別書き下ろし寄稿、そしてシュヴァルの
  自伝「理想宮の物語」邦訳を収載、
  さらに写真と作品図版50余点。

  2012年12月刊行 A5判上製128頁、本体定価1800円
  ギャルリー宮脇刊 ISBN9784990243548



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※ ※ ※ 好評を博した『異貌の現代美術展<ファンタスマゴリア>』の紹介ページ ※ ※ ※
巖谷國士寄稿パンフレットご請求下さい。


★ ギャルリー宮脇のアーティストを個別に紹介するページを順次アップします。★
黒崎彰 塔本シスコ


チェコ、アール・ブリュットの巨匠/アンナ・ゼマーンコヴァーの作品を取り扱っております。
ゼマーンコヴァーの作品は、2012年前半、兵庫県立美術館/広島市現代美術館『解剖と変容』展で大々的に紹介されました。