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Akira Kurosaki (1937-2019) Sixth Anniversary Commemorative Exhibition 黒崎彰七回忌展 特集パンフレット『螺旋階段』第120号を見る 2025年 9月20日|土 〜 10月19日|日 午後1時〜6時 本展会期中は水曜休廊です 黒崎彰七回忌メモリアルレセプション 10月13日(月祝)午後3時〜 ![]() 黒崎彰(1937-2019)の七回忌の個展。作者の業績は1970-80年代の作品において浮世絵木版画の技術を現代版画に蘇生した革新性がとくに評価されている。しかし80年代の終わりに先駆的なペーパーワークの仕事を手掛けると、木版画にも自由で新しい技法・材料を求め、極めて独創的な表現世界を展開した。その50年に及ぶ全仕事を見わたすと、作風は大きく変化して多様だが、その創造思考は最初期から生涯一貫している。 作者のつくるイメージは常に多義的で、全体から醸し出される暗示と気配こそが作品の本質となっている。イメージはむしろ不可解で曖昧な情報を提示し、見るものはその気配を各々に感得するというのが、黒崎の開かれた美術観だったのではないだろうか。 没後も町田市立国際版画美術館、徳島県立近代美術館、福島県立美術館など全国各地の美術館で、収蔵品や寄託品による作品の展示が行われ、また海外美術館ではポーランド、クラクフの日本美術技術博物館での個展ほか、香港やアメリカの美術館でも展示や新規収蔵が行われている。 特集パンフレット『螺旋階段』第120号を見る |
![]() 神戸新聞書評を見る 京都新聞記事を見る 自由なる創造こそが夢を実現する方法。 郵便配達夫シュヴァルの理想宮・・・そこでは、 ほんの少しの想像力があれば不可能なことはない。 珠玉のアンソロジー! フランスの著名な独学者芸術の実践家・紹介者たちの テクストと、福永信、戌井昭人、山崎ナオコーラ、 鈴木創士、湯浅学、鬼海弘雄、いしいしんじ らによる特別書き下ろし寄稿、そしてシュヴァルの 自伝「理想宮の物語」邦訳を収載、 さらに写真と作品図版50余点。 2012年12月刊行 A5判上製128頁、本体定価1800円 ギャルリー宮脇刊 ISBN9784990243548 |
![]() クレアシオン・フランシュ ジェラール・サンドレイの初邦訳論集 デュビュッフェのアール・ブリュットの本質を語る! B6判 144頁 ハードカバー モノクロ60図版掲載 神戸新聞書評記事を見る 日経新聞紹介記事を見る 美術評論家・勅使河原純氏HP書評を見る ジャン・デュビュッフェ亡き後のアヴァンギャルドの最もマージナルな領域を 渉猟してきた著者は、現代芸術におけるデュビュッフェの数少ない精神的継承 者。書き下ろし「アール・ブリュットの歴史、歴史上のアール・ブリュット」 代表作「クレアシオン・フランシュ宣言」ほか本邦初訳の精選論集でアール・ ブリュットを超え現代美術に対峙する新しい時代の生(せい)の芸術を唱道す る。革新政治家ノエル・マメール、美術史家ミシェル・テヴォーほかのテクス トも収載。久保田亮訳、ギャルリー宮脇独自編集。 2013年10月 ギャルリー宮脇刊 本体定価2700円 ISBN 9784990243562 |