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齊藤彩の絵画には、人類が造形を獲得してきた歴史が、作者の内部でもう一度巡っていくような不思議さがある。しかしそれは特定の様式や引用には還元できない未知のイメージだ。そこには、人間や植物、身体や器官、既知の形とまだ名前のない形が邂逅し、未分化の状態から新たな形態が生まれ続けている。題名を持たない作品群は、全体で一つの世界が連なって生成し続ける営みである。言葉では説明し尽くせない、絵画の誕生に立ち会うような感覚へと誘う。 齊藤彩の作品は、丈135cmほどのロールケント紙を一枚ずつ切り出し、主に油彩で描かれる。しばしば掌や指を使い、ときにはアクリルやクレヨンなど、さまざまな画材も併用する。一見、大胆で激しい風体をもつ作品だが、その細部は細やかな筆致で満たされている。言葉が生まれる以前の「野生の絵画」を日々生み出す画家の新作から、選りすぐりの作品を発表する。 企画展特集パンフレット『螺旋階段』第122号誌面 図版16点と画廊テキスト「まだ名前のない世界」を収載 ・ 齊藤彩新作2025-26ウェブギャラリー(88点) 絵から絵へ、生まれ、変わり、巡る、まだ名前のないものたち。 ・ 齊藤彩特集ページ |
神戸新聞書評を見る 京都新聞記事を見る 自由なる創造こそが夢を実現する方法。 郵便配達夫シュヴァルの理想宮・・・そこでは、 ほんの少しの想像力があれば不可能なことはない。 珠玉のアンソロジー! フランスの著名な独学者芸術の実践家・紹介者たちの テクストと、福永信、戌井昭人、山崎ナオコーラ、 鈴木創士、湯浅学、鬼海弘雄、いしいしんじ らによる特別書き下ろし寄稿、そしてシュヴァルの 自伝「理想宮の物語」邦訳を収載、 さらに写真と作品図版50余点。 2012年12月刊行 A5判上製128頁、本体定価1800円 ギャルリー宮脇刊 ISBN9784990243548 |
クレアシオン・フランシュ ジェラール・サンドレイの初邦訳論集 デュビュッフェのアール・ブリュットの本質を語る! B6判 144頁 ハードカバー モノクロ60図版掲載 神戸新聞書評記事を見る 日経新聞紹介記事を見る 美術評論家・勅使河原純氏HP書評を見る ジャン・デュビュッフェ亡き後のアヴァンギャルドの最もマージナルな領域を 渉猟してきた著者は、現代芸術におけるデュビュッフェの数少ない精神的継承 者。書き下ろし「アール・ブリュットの歴史、歴史上のアール・ブリュット」 代表作「クレアシオン・フランシュ宣言」ほか本邦初訳の精選論集でアール・ ブリュットを超え現代美術に対峙する新しい時代の生(せい)の芸術を唱道す る。革新政治家ノエル・マメール、美術史家ミシェル・テヴォーほかのテクス トも収載。久保田亮訳、ギャルリー宮脇独自編集。 2013年10月 ギャルリー宮脇刊 本体定価2700円 ISBN 9784990243562 |