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甲斐扶佐義の写真手法はストリートスナップと呼べるものだが、行きあたりばったりに撮った光景が無造作に写り込んでいるわけではない。甲斐の眼差しが本能的に射抜いた決定的瞬間がとらえられ、唯一無二の創造性と強い作家性があらわれている。甲斐の写真は、徹底して日常の刹那を拾い集めるのが特徴だ。1972〜2014年に撮影したモノクロ写真328点を収録した新刊写真集『新版 地図のない京都』(月曜社)の帯に井上章一氏は「あられもない京都が、目にしみる」と評している。本展では、写真集収載作を中心にしたキャビネ版数十点をはじめとする約110余点のヴィンテージプリントを展示する。甲斐が京都で写真を撮り始めて半世紀が過ぎ、かつての場所や人、ときに自分自身が写り込んでいることさえあるそれらは姿を変え、地元市民も世代交代した。甲斐が撮った京都の〈超日常〉の光景は、ノスタルジーを超え、今「新しい世界」として鑑賞者の眼前に立ち現れる。 |
神戸新聞書評を見る 京都新聞記事を見る 自由なる創造こそが夢を実現する方法。 郵便配達夫シュヴァルの理想宮・・・そこでは、 ほんの少しの想像力があれば不可能なことはない。 珠玉のアンソロジー! フランスの著名な独学者芸術の実践家・紹介者たちの テクストと、福永信、戌井昭人、山崎ナオコーラ、 鈴木創士、湯浅学、鬼海弘雄、いしいしんじ らによる特別書き下ろし寄稿、そしてシュヴァルの 自伝「理想宮の物語」邦訳を収載、 さらに写真と作品図版50余点。 2012年12月刊行 A5判上製128頁、本体定価1800円 ギャルリー宮脇刊 ISBN9784990243548 |
クレアシオン・フランシュ ジェラール・サンドレイの初邦訳論集 デュビュッフェのアール・ブリュットの本質を語る! B6判 144頁 ハードカバー モノクロ60図版掲載 神戸新聞書評記事を見る 日経新聞紹介記事を見る 美術評論家・勅使河原純氏HP書評を見る ジャン・デュビュッフェ亡き後のアヴァンギャルドの最もマージナルな領域を 渉猟してきた著者は、現代芸術におけるデュビュッフェの数少ない精神的継承 者。書き下ろし「アール・ブリュットの歴史、歴史上のアール・ブリュット」 代表作「クレアシオン・フランシュ宣言」ほか本邦初訳の精選論集でアール・ ブリュットを超え現代美術に対峙する新しい時代の生(せい)の芸術を唱道す る。革新政治家ノエル・マメール、美術史家ミシェル・テヴォーほかのテクス トも収載。久保田亮訳、ギャルリー宮脇独自編集。 2013年10月 ギャルリー宮脇刊 本体定価2700円 ISBN 9784990243562 |